イランの革命防衛隊が隣国パキスタンにある武装テロ組織の拠点をドローンなどを使って攻撃し、少なくとも子ども2人の死亡が確認されています。
イランのタスニム通信は16日、革命防衛隊が、精密ミサイルやドローンでパキスタン南西部にある武装テロ組織「ジャイシュ・アル・アドル」の拠点2カ所を破壊したと伝えました。
このテロ組織は、去年12月、イラン南東部で警察官ら11人が死亡した襲撃事件に関与したとされており、その報復だとみられています。
パキスタン外務省は、子ども2人の死亡を発表するとともに「領空侵犯を強く非難する」との声明を発表しました。
イランは15日にもイラク北部でイスラエルのスパイ拠点だとする場所を弾道ミサイルで攻撃していて、ここ数日周辺国への軍事作戦を活発化させています。